全日本卓球、観戦して来ました。

 

9時50分くらいに到着し、まずはいつものように張り出されているトーナメント表の確認。前日にある程度調べてはいるが、やはりリアルな表で確認すると「全日本へやって来た」という実感が湧く。

 

さて、今年から全日本は座席の種類がいくつかに分けられており、去年まで自由に行き来していた場所がS席とA席に区切られていた。よく理解していなかった私はA席を購入して入場したのだが、A席というのは3階席のことであり、去年まで座れていた2階席はS席となっていたため立ち入れなかった。

けれど2階席に下りてギリギリまで近づいて立ち見することは可能だったので特に問題はなかった。

 

ということで本日の試合についてだが、行われたのは、

●男子シングルス5-6回戦 ●女子シングルス5-6回戦

●男子ダブルス5-6回戦  ●女子ダブルス5-6回戦


先に感想を言っておくと、「めちゃオモロ」かった、である。

これからの全日本卓球は、決勝2日前が一番面白い日になるのではないかと思う。

 

今年から男女で競技日程が同じになったので、決勝2日前に男女とも、シングルスのランク決定戦(ベスト16入りをかけた戦い)とベスト8決定戦があるからというのがその理由だ。


ランク決定と8決定は選手の数も多く、熱気とパワーが会場内に充満している。

そして全ての試合が注目カードで、どの試合を中心に観ようか迷ってしまう。

(もちろんダブルスも同じような理由でとてつもなく面白い)

 

ひとつの試合に集中し過ぎると、気がつけば他の注目していた試合が終わっていたなんてこともあるので注意しなければならない。

また、選手が多いと、あのコートで試合をしているのは〇〇だ、と思い込んで観戦していたが、まったくの人違いだったというマヌケなこともたまに起きる(私だけか?)ので、きちんとチェックしながら観なければいけない。

そんな贅沢な悩みや無駄な間違いが生じることもある決勝前々日は、本当におススメである。

 

今日の朝いちで行われたランク決定戦では、水谷VS笠原が最終ゲームまでもつれ、12-10で水谷が辛くも勝利をおさめたかと思えば、平野早矢香がベスト32で敗退してしまうなど、のっけから感情が揺さ振られる試合が続いた。

 

特に男子のシングルスはすべてのゲームがハイレベルで面白かったが、本日のベストゲームやはり、昨日のエントリーでも注目していると書いた、女子ダブルス(5回戦)石川佳純・平野早矢香VS平野美宇・伊藤美誠の試合。
 

途中までは正直ミウミマが勝つのではないかしらと本気で思ったくらい、良い戦いぶりであったが、前年度覇者の壁はあと一歩のところで崩せなかった。

「事実上の決勝戦」と言われる対決であった。

そしてその次の試合も白熱した。

石川佳純・平野早矢香VS石川梨良・加藤美優。そう、石川姉妹の対決である。




個人的には加藤の独特のレシーブ(バックサーブのように手首を動かす)やダイナミックなフォアハンドに見とれていた。

私は日本代表(世界卓球・五輪)で戦う加藤の姿が見たい。


次は日曜日に観戦予定。


それではまた。