先日放送の「Going! Sports&News」(日テレ系)の中で、スポーツ選手の弱点(悩み)を紹介していた。

これは、その競技をやっているからこその弱点であり悩みであるというもの。
素人衆には知る由もない苦労があるようなのですよ、これが。


ラガーマンの太過ぎる首

まず、ラグビー日本代表の畠山健介選手。
畠山選手は 試合ではスクラムの要となって1トンの衝撃を受け止めなければいけない。

そのために鍛えに鍛えた首はもう極太になってしまっているのだ。

そんな畠山選手の悩みは、シャツのボタンを上まで留められないこと。
全部のボタンを留めると息ができなくなってしまうのだ。

紳士的な態度を取りたくても取れないんですよと笑いながら話す畠山選手。
シャツを着る時は一番上のボタンを外してネクタイで隠してごまかしているのだという。


〇〇〇が見えちゃう新体操選手

続いては新体操のフェアリージャパンの選手たち。

新体操の選手の特徴は何と言っても「体の柔らかさ」。
この体を柔らかくするトレーニングがまたえげつない。

椅子を2つ使ってやる開脚トレーニングではバックリと限界まで足を開き、それだけでも凄いがさらにその上から他の人がグイグイ押さえつけるのである。
見ているこっちが思わず目をそむけたくなるような光景だ。
新体操の世界では普通なんだろうけど…。

そんな過酷なトレーニングで手に入れたグニャグニャな体を持つ彼女達の新体操選手ならではの悩みとは?

それは、「落とした物を拾う時にパンツが見えちゃう」ってこと。

彼女たちは、落とした物を拾う時は「膝を曲げずに拾う方がラク」なのだそうだ。
その時にスカートを穿いていたらパンツが見えちゃうそうである。

う~ん、これは切実な悩み……ってほどでもないか。


ボディビルダーは長電話ができない

最後は、ボディビル全日本選手権6連覇中の鈴木雅選手。

国内で無敵を誇るムッキムキのボディビルダーである鈴木選手の弱点は、「長電話ができない」こと。

乳酸がすぐに溜まってしまうので、腕を長時間上げている動作ができないのだという。

鈴木選手曰く、「40秒くらいしかもたない」そうだ。

検証VTRでも、鈴木選手はスマホを左右の手で持ち替えたり、肩と頬で挟んで(手は使わず)喋ったりと、苦労しながら会話していた。

ボディビルって他にも何かと日常生活に支障をきたしそうだよね……う~ん大変なスポーツです。


番組で紹介していたのは以上の3競技の選手であったが、それぞれの競技にはそれをやっている選手ならではの苦労というものがある。

レスリングのアニマル浜口さんは、娘の京子さんが蛇口をキツく締め過ぎるとボヤいていたが、これも力が強いがゆえに無意識にキツく締めているということなので、まあレスリング選手特有のものとも言える。
またバレーボールやバスケとボールなどの選手は背が高すぎて苦労することがある。


では、卓球選手はその辺どうなのか?

特にこれといってないよね?

私はペンだったので中指に「ペンだこ」ができていたが、これで困ったことは一度もない。

卓球のトレーニングで体が異常にムキムキになることもなければ、卓球の影響で背が高くなることもない。

卓球をやっているせいで日常生活で困るというようなことは特にないのである。
こういった点も卓球の良さとして捉えてもいいかもしれませんな。


ひょっとして卓球のやり過ぎで「猫背になった」なんて人……いないよね?