世界卓球の真っ只中ですが、
本日も「気になる卓球ニュースななめ読み」いってみましょう。


☆天野優選手、ヤマト卓球とアドバイザリー契約を結ぶ

今年の全日本選手権の女子ダブルスで優勝し、北川景子似のルックスで話題となっていたサンリツの天野優選手が、ヤマト卓球とアドバイザリー契約を結んだ。

プロフィール
【名前】天野優
【所属】サンリツ
【戦型】右シェーク攻撃型
【使用用具】ラケット:スワット
      ラバー(フォア):オメガⅤ プロ
      ラバー(バック):スペクトル・21sponge

【主な戦績】
   全日本卓球選手権 女子ダブルス優勝(平成27年度)
   全日本社会人卓球選手権大会 女子シングルス優勝(2015年度)
   全日本社会人卓球選手権大会 女子ダブルス優勝(2014、2015年度)
   東京卓球選手権大会 女子シングルス優勝(2014年度)
   東京卓球選手権大会 女子ダブルス優勝(2013年度)

ヤマト卓球サイト→http://tsp-yamato.com/topics/?id=98

天野選手は確か全日本のダブルスの決勝の時に独特の可愛らしいユニフォームを着ていたと思うんだけど、何かと華がありますよね。
そんな天野選手が日本代表になったら、また卓球界がちょっこし世間の話題になるでしょうね。
卓球をよりポップにしてくれることを勝手に期待してますよ、私は。


☆日本提案の検査方法が否決! 卓球の信頼はどうなる!?

毎日新聞が「魔球」に揺れる 回転・球速増す補助剤横行 日本提案の検査案否決という、なかなか衝撃的なタイトルのニュースを報じ、ヤフーニュースにも取り上げられたこの卓球界の深刻な問題。

記事では、ラケットの反発力などを増幅させる「ブースター(補助剤)」を巡る問題で、解決の糸口が見いだせないと報じている。

3日に当地であった国際卓球連盟(ITTF)理事会では日本提案の不正ラケット検査方法の導入案が反対多数で否決された。日本協会の木村興治副会長は「ITTFがルール違反の状態を受け入れている。卓球の信頼が失われることが怖い」と危機感を募らせる。 
日本は13年から反発力の上限を定めることを求め、金属球をラバーに落として反発力を測定する新検査の導入など独自の提案を続けてきた。今回は製造時に油脂成分をラバー重量の10%以下に規制することや、メダルに絡む準決勝、決勝の出場選手らを対象に試合会場で検査することなどを提案。だが、検査の手続きが煩雑であることやコスト高を理由に否決された。

2月にドイツの新聞でボル選手が「トップ選手の80%ほどの選手はブースターを使用している」と告発し、ドイツ国内で大きな波紋を呼んだことで、また注目を集めていたブースター問題ですが、今回日本の提案が否決されたということで、非常に残念です。

しかしドイツの研究者が新たな検査方法を開発したという情報もあるので、そちらに期待したいところです(いつになることやら)。

正直者がバカを見るって、イヤですね・・・。


☆水谷隼の書籍、第2弾が発売!

3月3日に水谷隼の書籍第2弾の『負ける人は無駄な練習をする』が全国で発売された。

目次はこんな感じ↓

第1章 「試合で生きる練習」と「無駄な練習」
第2章 勝者になるためのメンタル
第3章 チャンピオンの異常性
第4章 勝つためにコーチに求めるもの
第5章 卓球は予測の集合体である
第6章 外へ飛び出す勇気
第7章 用具に妥協なし
第8章 負ける人は負けるパターンを持っている
第9章 追い込まれた時の戦い方
最終章 恐怖感との戦い

水谷隼という不世出のチャンピオンの脳みそと神経はどうなっているのだろう。トップ選手は自分の感覚を言葉にするのは苦手だ。特に現役時代はそういう機会もない。そして現役引退後に、講習会などで一生懸命、自分の技術を解説する。しかし、それは現役時代の感覚を思い浮かべながら後付の理由をつけているだけなのだ。
 ビッグマネーを稼ぐ水谷は、本で儲けようとはしていない。時間のかかる執筆作業、編集者との共同作業に時間を割くのは、自分の感覚を表現することが「自己確認」になるからだと言う。自分のその時その時のメモのように印刷物に残しておくことに意義を感じているからだ。
卓球王国WEB) 

第1弾も非常に素晴らしかったが、今回はどんな水谷哲学が詰まっているのか、非常に楽しみです。


☆東京五輪で日本のライバルに!? 注目の日系15歳の美女選手

ブラジル代表の日系15歳(祖父が日本人)で、タカハシ・ブルーナという美女選手がいる。

世界ランキングは158位だが、予選リーグで日本と対戦し、若宮選手を苦しめたり、ドイツとの試合では、福原選手を下したシルバー・アイゼン選手に3-2で勝ったという。

タカハシ選手の写真はコチラ

ミウミマと同じ15歳でこの活躍ということは、東京五輪で日本のライバルとなる可能性もあります。
今後注目して見ていきたい選手です。


☆台湾が16年ぶりに準決勝進出!!

世界卓球の女子決勝トーナメント準々決勝、台湾対香港戦が行われ、台湾がベスト4入りを決めた。

<女子決勝トーナメント準々決勝>
 台湾 3−2 香港
 陳思羽 -6,-9,-8 杜凱琹
○鄭怡静 -10,9,-5,9,9 帖雅娜
 鄭先知 -9,8,6,-6,-9 李皓晴○
○鄭怡静 9,-8,4,8 杜凱琹
○陳思羽 14,-3,8,10 帖雅娜

3時間30分に及ぶ死闘の末、台湾は2000年のクアラルンプール大会以来、16年ぶりの準決勝進出を果たした。

試合の詳細はコチラ

台湾が16年ぶりの準決勝進出というのは何だか意外な感じですが、クアラルンプールの地で再びメダルを手にしたというのは何か運命的なものを感じますね。

日本にとっても強力なライバルとなりそうです。



ということで、本日は以上です。