今年はオリンピックイヤーということで、オリンピックに関する本を読んだりしてるんですが、これがなかなか興味深くて面白い。


ということで、これからちょいちょい「オリンピック雑学」を書いていこうかと思います。

卓球とは関係ないですが、こちらも楽しんでもらえたらと面白います。


古代オリンピックの始まり

古代オリンピックはギリシャのオリンピアというところで、ギリシャ神話の最高神ゼウスをはじめとする多くの神々に捧げる競技の祭典として始まりました。

オリンピックという呼び方もこのオリンピアからきているそうです。

紀元前776年から西暦393年までの約1200年もの間に、293回も行われたという。


古代オリンピックが開催される前後は、戦争をしている地域もすべて休戦し、祭典へ参加したそうです。


そんな古代オリンピックのちょっとした雑学を3つご紹介します。


古代オリンピック雑学3選


最初の約50年間は短距離走だけだった


最初はスタディオンと呼ばれる、約191メートルの競技場を走る短距離走だけしか行われていなかった。


第1回大会から第13回大会(約50年間)までこの1種目だけだったが、のちに長距離走や幅跳び、格闘技系の競技が加わった。



相手がギブアップするまで終わらない格闘技


古代オリンピックで行われていた格闘技はかなり過酷なものだったようです。


●ボクシング

この頃のボクシングは今のように階級があるわけでもなく、時間制限などもなかった。

相手選手がギブアップするまで続けるというルールなので、何度ダウンを奪ったとしてもひたすら殴り合わなければいけなかった。

しかもグローブではなく革ひもを手に巻いていただけなので、与えるダメージも大きかったという・・・。


●パンクラティオン

素手であればあらゆる攻撃が認められていて、関節技もあり、さらには首を絞めてもいいという恐ろしく危険な格闘技。

この競技も、どちらかがギブアップするまで続けられる無制限勝負であった。


※ちなみにレスリングも時間制限がなく、決着まではかなり時間がかかっていたようです。



古代オリンピックは全裸で行われていた!


古代オリンピックは「不正を防ぐ」という理由で、全裸で競技が行われていたという。

例えば格闘技系の競技だと、武器を隠し持ったりできないようにするというわけだ。


スパルタ人が裸で競技をする習慣があったので、その影響によるものとする説もある。



ということで、古代オリンピック雑学でした。

近代オリンピックとはまったく違う古代オリンピック、なかなかクレイジーで面白いですね。


※参考書籍→『オリンピックまるわかり事典 - PHP研究所(編)』

※参考サイト→JOC - オリンピックの歴史(1) オリンピックの誕生