自分に合う中ペン&表ソフトラバーを探して右往左往しているナルコです。

そんなわけでいろいろ調べているんですが、今回目を付けた中ペンラケットは「バイオリンC」です。

2012年の発売ということで、まあまあ昔のラケットだけど、有名な「弦楽器シリーズ」の中ペンラケットということで、非常に気になったので調べてみました。
バイオリンC
¥18,000+税
木材:5枚合板
板厚:5.3 (mm)
重量:84グラム(±)
打球感:ソフト
スピード:ミッドスロー

私はデザインにこだわりたいのでそこにまず目がいってしまうんだけど、バイオリンCのデザインはなかなかカッチョイイよね。
グリップもそうだけど、ブレードにデザインされた楽器のバイオリンが素敵ではないですか。

で、そもそも弦楽器シリーズとは何かというと、

接着剤を木材の奥深くまで浸透させる弦楽器の接着方法をラケットの合板製造技術に取り入れることで、従来のラケットにはない独特の芯があるような感覚を持たせました。

弦楽器の製造方法を応用した斬新なラケットってなわけですね。

そんな弦楽器シリーズの「バイオリン」の魅力は独特な“しなり”

弦楽器製法により広いスイートエリアと心地よい打球感を実現。
独特な”しなり”で、インパクト時の反発力が高く、ボールをつかんで弾く独特な打球感が特長です。

インパクト時の反発力が高いってことは弾く打ち方に適しているような気がするが、そのあとに「ボールをつかんで弾く」と書いてある。
てことは回転をかけやすいってこと?

調べてみると、こんなレビューを見つけた。
板厚が5.3㎜と非常に薄いため、硬い木でありながら非常に“しなる”。軟らかい木がしなるのは当たり前だが、硬いラケットを薄くしてしならせることで、通常の5枚合板よりも力強い回転をかけることができるのだ。
「バイオリンはしなりで飛ばす」。だからこそ、単純にボールをついただけでは弾みは乏しい。メーカーのスピード表示は「ミッドスロー」。守備用くらいにしか思えない弾みだが、ドライブなど回転をかける打法にすることにより、弾みは激変する。だからこそバイオリンはミート打ちの人には合わない。
卓球王国WEB 卓球用具レビューより)

「バイオリンはミート打ちの人には合わない」ですって!

うーん・・・回転のかかるバイオリンCにスピード系の表ソフトを組み合わせたらどうなるか?
これはちょっと試してみたい気がするが・・・。

だけどやっぱり弾いて打てるラケットがほしいから、バイオリンCはやめておこう・・・。

ああ、でも弦楽器シリーズは惹かれるんだよなあ・・・。
と、ウジウジしていたところ、先ほどのレビューの中にこんな一文を発見!

「同シリーズの『アコースティック』は、板自体が軟らかいためミートで打っても回転が自動でかかってくれる。」

アコースティック! こちらも有名ですね。
さっそく調べてみます。
アコースティックC
アコースティックC
¥18,000+税
木材:5枚合板
板厚:5.7(mm)
重量:84グラム(±)
打球感:ミドル
スピード:ミッド

人気の中国式ペンモデル
安定したドライブ・ブロック・裏面打法が心地よい打球感を奏でます。
幅広い層から人気の中国式ペン


アコースティックの中ペン「アコースティックC」です。
デザインはバイオリンCと同じくカッチョイイね(こちらはギターの図柄がプリントされている)。

こちらもバツグンの回転力を生み出すラケットらしいのだが、ラバーを選ばないラケットなので表ソフトにも合うということだ。

試打動画の中で王国編集部のゆうさんが語っているアコースティックCの良さをまとめるとこんな感じ。

・「ラバーの性能を活かす」ので裏でも表でも合う。
・コントロールが非常に良い。掴みが良いので、ミートで打った時でもドライブをかけた時でも第一にコントロールが考えられている。
・コントロールが良いけどそれなりに弾む。
・スイートスポットが広いからどこに当たっても弾む(当たり損ないが少ない)。


うん、いい感じじゃないですか。
これに表ソフトを貼ってみるのはありですね。

グリップのデザイン(色)はバイオリンCの方が好きなんだけどねえ・・・。


というわけで、ラケット候補2本目は「アコースティックC」に決定!

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