卓球はメンタルがとても大事なスポーツである。
あの馬龍も、ずっとメンタルの弱さが指摘されていた。
しかしそれは何もトップ選手に限らず、初・中級者もメンタルの大切さは同じだ。

では、メンタルなんてものを、どうやって鍛えればいいのか?

そこで、本日紹介する卓球本がコチラ!




著者は、卓球日本ナショナルチームメンタルサポートスタッフの岡澤祥訓さん。

卓球王国8月号から始まった新連載『もうメンタルで悩まない!』の筆者である。


本書は、卓球の試合で勝つために、メンタルをどのようにコントロールすればよいか、そのポイントを紹介している本なのだが、さらには、日本のエース水谷隼選手と、元日本代表の福岡春菜さんの2人に、「試合を通じて経験した卓球とメンタルの関わり、重要性」についても話を聞いている。

お二人は実に興味深い話をされているが、ここでは、岡澤さんの推奨するメンタルマネジメント法をちょっこしご紹介する。


例えば「筋弛緩法」という方法。

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筋肉に力を入れて5~8秒間キープし、力を抜いて10秒程度脱力する
 筋弛緩法は、深呼吸と同様にメンタルの緊張をやわらげる技法だ。まず両手こぶしにグッと力を入れてフッと力を抜く。この力が抜けたところがリラックスした状態で、トレーニングを積み重ねていけば、試合で緊張したタイミングでもメンタルをコントロールできる。
 最初は右手のコブシだけ、次は左手のコブシだけでスタートし、慣れてきたら両手、さらに全身の筋肉を使って筋弛緩の動きをできるようになれば、さまざまなスポーツの場面で活用できる。
 力を入れるときは全力で行わず、70%~80%が目安。グッと筋肉に力を入れて5~8秒間キープし、フッと力を抜いて10秒間程度脱力する。就寝前に時間を決めてトレーニングを続け、リラックスした自分の感覚を身につけることが大事だ。

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①リラックスした状態で立つ
②コブシをしっかり握り、両腕を前に突き出す。腕から肩にかけてグッと力を入れて、手首を下に曲げる。
➂握ったコブシをゆっくりのばし、手のひらを開いて力をフッと抜く。


これと同時に、顔の筋肉も同じように「力を入れて弛緩する」そうです(詳しいやり方は割愛)。



そして、「セルフトーク」という方法も紹介している。
これは、状況に応じてあるセリフを喋ることによって、自分で自分を励ますというもの。

たとえばこんな感じ


初戦でゲームにいどむとき
     ↓
「大丈夫、ベストを尽くそう。結果はついてくる」

空調や照明など環境面が気になるとき
     ↓
「相手も同じ条件、不利と思った方が負け。与えられた環境を味方にしよう」

相手のペースでゲームが展開しているとき
     ↓
「焦らず1ポイントずつとろう。粘り強くプレーしよう」

不利なジャッジがくだされたとき
     ↓
「済んだことは受け入れて進もう。これから良いプレーをすれば勝てる」




常に平常心でプレーすることは実に難しいことであるが、心のマネジメント術を知り、実践することによって、自分本来の力を出せる可能性が高まるのであれば、これをマスターしない手はない。

本書で紹介されている心のマネジメント術は、どれもやろうと思えば簡単にできるものばかりである。


ブログのPV数が上がったり下がったりすることに心を乱され、筆が荒れる傾向にある私も、常に平常心を保ってブログを書けるように、この「精神力」強化メソッドを取り入れてみようと思う。

もちろん卓球にも取り入れるが、何が言いたいかというと、つまり「スポーツ以外のことにも応用できる」ということ。

そういう意味では、誰にとっても有意義な書籍と言える。