卓球女子日本代表の村上恭和監督が勇退を表明し、次期監督が誰になるのか気になる今日この頃。

代表監督人事については現在、数人の理事などで構成する「監督選考委員会」でリストアップ中とのことで、日本卓球協会・前原正浩副会長は「まだ(次期監督を)絞っておらず、打診もしていない。9月の理事会までに決めていきたい」と話しているそうだ。

確かに「この人だろうなあ」とパッと思い浮かぶ人がいない・・・。

近藤欽司監督からの村上恭和監督、という流れを見ると、次も「優しいお父さん」的な人が女子代表監督に選ばれるのであろうか、と考えてしまうが、じゃあ誰なのかというと、思い浮かばない・・・。


村上監督が心掛けていたのは、コミュニケーションだそうで、

「個性をつぶさないこと。村上カラーに染めてしまうのはよくない。そのために1対1で話すことが必要。複数で話した時には出ない本音が出てくる」


「成功した指導者は、みんな選手目線なんですよ。昔のような指示・命令型はもういない。個性をいかし、対話重視の人が多いし、成功しています」


引用→卓球女子日本代表監督 村上恭和(58)


福原愛選手も村上監督についてこう話す。

「何でも話せて、頼れる。全力で選手の相談に乗ってくださる。いい意味で監督っぽくないです。いつも、おいしい物を食べに連れて行ってくださります。私は、焼き肉では『焼き奉行』なんですが、焼き方はすべて監督から教わりました。すべてです」


女子選手を男性監督がまとめるのは非常に大変なことだと思うが、村上監督のように、無理なく自然にコミュニケーションが取れるような人が適しているということだろう。


監督選考委員会がどのような人をリストアップしているかはわからないが、私はここらへんで、女性監督を誕生させてみてはどうだろうかと思う。


昔の代表監督には女性がいたのかもしれないが、最近の代表監督ではいない。
女性監督の誕生は、卓球を観る上でまた新たな楽しみを与えてくれるのではないだろうかと思う。
(過去に女性監督がいたかどうか、知っている方がいたら教えてください)


さて、ではいったい誰が適任だろうかと考えてみると、

元日本代表の藤井寛子さんなんて良いんではなかろうか。
 
日本代表時代はキャプテンを務め、チームメイトからは「お母さん」と呼ばれ慕われていた人である。 
選手としての実績もあり、卓球のことも深く理解している方であるし、何より選手とのコミュニケーションという部分において抜群の能力を発揮するのではないかと思われる。

ただ、藤井さんは今年で34歳とまだ若く、指導者としての経験は浅い。
なのでいきなり代表監督というのはさすがに現実味がないかもしれない。

ならば男子の倉嶋監督のように、まず代表チームのコーチになってもらって、経験を積んだのち、監督就任という流れが良いのかも。


そして気が早いが、藤井監督の後を平野早矢香監督が引き継ぐ、という流れでどうだろうか。

「藤井ジャパン」「平野ジャパン」の誕生は、卓球界に新たな風を吹かせてくれるに違いない。

考えただけでもワクワクするなあ。

ん? ということは・・・「次の監督は誰やねん!」という振り出しに戻ってしまうではないか・・・。


あくまでも女性監督にこだわって考えてみると、私の頭に思い浮かぶのは、元全日本チャンピオンの佐藤利香さんであるが、佐藤さんは現在、明徳義塾女子(中・高)の監督を務めているので、さすがに代表監督就任は厳しいだろう。

日本の中学卓球界・高校卓球界の強豪校の監督は男性ばかりだが、その中で女性監督として結果を出し続けている佐藤監督。

過去に日本代表のコーチは務めていたことがあるそうだが、次期代表監督になったら面白いと思うんだけどねぇ・・・。


ということで、次期女子代表監督がいったい誰になるのか、さっぱりわかりません!

だけど、次の監督が男性でも女性でも、「藤井ジャパン」「平野ジャパン」へと繋げる構想は良いと思うんだけどねぇ。