先日、次期女子代表監督は誰? ~そろそろ女性監督とか良いと思うんだけど~という記事を書いた。

次期監督に女性監督を誕生させ、そこから藤井寛子監督、平野早矢香監督に引き継ぐ、という勝手な構想を書いたのだが、それから少し経って「藤井寛子さんと平野早矢香さんが代表コーチになることが決まった」という報道が出た。

私はこの展開に驚きつつも大いに喜んだのであるが、どうやらこの情報はガセネタであるとのこと。
ガビーン。

有名な新聞社のニュースサイトの記事なので信用していたが、実にがっかりである。


しかし、今月17日に日本卓球協会理事会が行われ、女子代表監督に馬場美香(旧姓:星野)さんが就任したことが発表された。
まさかの女性監督誕生である。

先日の記事を書いている時、もし現状で女性で監督になるとしたらと考えた時、馬場美香さんの名前はすぐに浮かんだが、まさかないだろうと思って書かなかった。
「馬場美香さんしかいない!」と言い切っていればよかったなぁ・・・。

馬場さんが福原愛選手のコーチに就任したのは知っていたが、いつの間にか姿を見かけなくなっていたのでどうしたのだろうかと思っていたが、どうやら体調不良が原因でコーチをやめていたようである。

【過去記事】日本人対決に勝つためのカギを握る人物? 愛ちゃんの心強い味方、馬場美香コーチ


全日本選手権で優勝すること7回、ソウル五輪ダブルス4位と、選手としてはレジェンド中のレジェンドである馬場さんが、監督としてどのような手腕を発揮するのか、非常に楽しみである。


ところで、馬場さんはこれまで表に出ることがほぼない(テレビ出演や解説している姿を私は見たことがない)ため、一般的な卓球ファンにとっては、実に謎めいた方である。

いま私の手元にある、TSPトピックスの1993年1月号に、星野美香選手のインタビュー記事が載っているのだが、記事には星野さんのことを「自称マスコミ嫌い」と書いてある。 

そのきっかけは、1983年の世界選手権東京大会で、団体戦の決勝の中国戦のトップに起用され、完敗したことが原因なのだという。

「“まるで大人と子供の試合”とか、“何で星野を起用したんだ”とか、新聞には叩かれるし、書かれるのは私のことだし、何で私だけがこんな目にあうんだろう、と……。立ち直るのにすごく時間がかかりました。それ以来マスコミが大嫌いになりました」


今の日本卓球界のトップ選手や代表監督に、マスコミ嫌いと言われている人はいないが、馬場さんは今もなおマスコミがお嫌いなのであろうか。

まさか日本代表監督が「塩対応」なんてことはないと思うが、 どのようなキャラクターの人なのかということも含め、馬場さんの活躍に大いに期待したいところである。


ちなみに馬場さんは現役時代、とにかく練習の虫であった人であるが、それなのにずーっと卓球のことが嫌いで、卓球が楽しいとか、好きだと思えたのは大学4年のときだったそうである。

そして大学1年のNHKテレビのインタビューでは、「自分の試合で、作品としての卓球を作り上げたときにすごくうれしい」と答えているという。

深すぎる。
水谷選手に通じる「卓球求道者」といった感じである。
監督としてはどんなことを考え、どんな「作品としての卓球」を作り上げるのか。

代表監督ともなれば、マスコミの取材や卓球の専門誌のインタビューに答える機会が必ず出て来るので、独特の感性を持った(勝手な想像だが)馬場監督が、どのようなことを話されるのか、今から楽しみで仕方がない。


【どうでもいい話】
アイコンを変えました。 
ブログを立ち上げた時、あとでちゃんとしたアイコンを作ればいいからとりあえずってんで、コピー用紙に手書きでささっと(わずか15秒ほどで)書いた間抜け面の似顔絵を設定した。
すぐに変えるつもりが愛着がわいてしまって、ずるずると使い続けてしまったけれど、ようやく変更した。

以後、こちらを使用します。

sp-studio
どうぞよろしく。